令和8年7月30日(木)、令和8年度の公開講座を実施いたしました。

今年度は東北福祉大学の大西孝志先生を講師にお迎えし、「聴覚障害教育の専門性の基礎・基本 〜豊かな言語力の育成に焦点を当てて〜」と題して、オンデマンド形式にてご講演いただきました。
ご講演の冒頭では、最近のテレビドラマ等でもマイノリティが取り上げられる機会が増えているといった社会情勢の変化に触れられ、多様性の広がりについてお話しいただきました。そのうえで本論では、子どもたちの豊かな言語力を育むための根幹となる「言語概念の形成」について深く掘り下げていただきました。
特に強調されていたのは、子どもたちが日々重ねる「経験」に「名前(言葉)」を付けて結び付けていく関わりの重要性です。日々の生活のなかでたくさん会話を交わし、実体験と結びつけながら言葉を丁寧に育んでいくことの大切さを、具体例を交えて分かりやすくご教授いただきました。また、そうした言葉の学びを支えるための丁寧な教材研究のあり方についても視点を与えていただき、教員一同、日々の指導を見つめ直す貴重な機会となりました。

講演の終了後にはグループワークを行い、参加者同士で講義の振り返りや日々の実践についての対話を通して、互いの学びを共有し合いました。
今回ご講演やグループワークを通じて得た学びと気づきを、2学期以降の日々の授業づくりや子どもたちへの支援・指導にしっかりと生かし、子どもたちの豊かな言語力の育成につなげてまいります。
